婚外恋愛ブログで他人に言えない真実の告白

婚外恋愛ブログ、他人に言えない。
そう打ち込んで、ここに辿り着いたあなたは、誰にも明かせない気持ちを、たったひとりで抱えているんだと思います。

検索して並ぶのは、たいてい、する側の日記です。
W不倫やサレ妻の告白。
同じ思いの誰かを探して、夜中にひとつずつ読んでいく。
その気持ちは、痛いほど分かります。
私も、眠れない夜に、似たようなことをしていたからです。

でも、ひとつだけ言わせてください。
他人に言えないのは、裏切った側だけじゃありません
妻に、約10年間、浮気されていた私も、そのことを、長いあいだ誰にも言えませんでした。
この記事は、その言えなかった側の告白です。

この記事でわかること
  • 誰にも言えないのは、する側だけではないという現実
  • 男が、妻の不倫を打ち明けられない、一般に言われる理由
  • ひとりで抱え込む前に、静かに頼れる次の一手

他人に言えないサレ夫の孤独

婚外恋愛や不倫の話は、ネットにあふれています。
ただ、その多くは、恋をしている側、家庭の外に気持ちが向いた側の声です。
切なさや罪悪感を、匿名の日記につづっている。
読み手も、同じ立場の人が多い。

その一方で、裏切られた側の声は、驚くほど表に出てきません
とくに、妻に浮気された夫の声は、探してもなかなか見つかりません。
数がないわけではないと思うんですが、ただ、みんな、言えないだけだと思います。
なぜなら、私が、まさに同じ心境だったからです。

妻の不倫を知ったあと、私は、その事実を口にできませんでした。
友人にも、職場の誰にも。
心の中は、恥ずかしさと、情けなさと、行き場のない怒りで、ぐちゃぐちゃでした。
それなのに、外では何ごともない顔をして、仕事に行く。
家に帰れば、裏切った相手が、当たり前の顔で夕飯を作っている。

誰にも言えないまま、ひとりで抱える。
この孤独が、どれだけ心をすり減らすか。
同じ場所にいる人になら、きっと伝わると思います。

上手くなる平気な顔

事実を知ったあとも、私は職場で、普通に笑っていました。
心の中はぐちゃぐちゃなのに、平気な顔だけは上手くなっていく。
でも、平気なふりが上手くなるほど、ますます誰にも言えなくなるんです。
今でも、自分で自分を、どんどん狭い箱に閉じ込めています。
いつの日にか、本気で笑い合える日が来ることを願って。

男が打ち明けられない理由

ここでは、私の体験ではなく、一般に言われていることから書きます。
妻に浮気された男が、それを人に言えなくなる理由として、よく挙げられるものです。
あなたに当てはまるものが、いくつあるか数えてみてください。

  • 弱音を吐くなんて情けない、と自分を責めてしまう
  • こういう話を打ち明けられる友人が、思い浮かばない
  • 子どもにだけは、絶対に知られたくない
  • 近所や親戚の目が気になって、口をつぐんでしまう

念のため書いておくと、これらは、私ひとりの話ではなく、一般にそう語られている傾向です。

  • 男は妻に浮気されるなんて恥だ、という古い刷り込み
  • 弱音を吐ける友人がいないまま重ねてきた年月
  • 子を傷つけたくない一心
  • 世間体

どれも、口を重くします。
いくつ当てはまったでしょうか。
私は、この4つが、全部そろっていました。

いちばん重かったのは世間体

4つのなかで、私を最後まで縛ったのは、世間体です。
可哀想な夫だと同情されるのが、裏切られたこと以上に怖かった。
今になって思えば、その見栄が、私をいちばん孤独にしていたのです。
守っていたのは家庭ではなく、自分のプライドだったのかもしれません。

誰にも言えず秘密にしている理由

ここからは、一般論ではなく、うちで実際に起きたことです。

発覚より前に、こんなことがありました。
私が徹夜で仕事をしていた時期のことです。
妻から、あなた浮気をしているんじゃないの、と疑われました。
そのときは、笑って否定して終わりです。

あとになって分かりました。
疑ってきた本人が、外で男性と会っていたのです。
この話を、私は誰にもできません。
言えば笑い話ですし、話したところで惨めになるだけだからです。

最終的に、妻は約10年だと認めました。
相手も、ひとりではありません。
詳しい発覚のいきさつは、GPSで浮気に気づいた日の詳しい経緯に書いています。

半年だと思っていた裏切りが、蓋を開ければ約10年に伸びました。
こうなると、信じてきた時間そのものを疑うしかありません。
それでも私は、この感覚を誰にも話せずにいたのです。
話した瞬間、それが本当になってしまう気がしていました。
痩せていく体を隠して、大丈夫なふりをするだけの毎日です。
抱え込むというのは、こういうことなんだと、あのとき初めて知りました。

認めたくなかった本心

誰にも言えなかった一番の理由は、私自身が、その事実を受け止めきれていなかったからだと思います。
口に出せば、二十年以上つづいた家庭が、まるごと崩れる気がしたからです。
だから、黙って飲み込むことを、家庭を守ることだと勘違いしていました。
ただ、傷つくのを、先延ばしにしていただけだったのに。

娘には言えない世間体という壁

私が最後まで言えなかった相手は、娘です。

私にとっては裏切った妻でも、娘にとっては、たったひとりの母親でした。
その母親が長いあいだ嘘をついていたと知ったら、娘はどうなるのか。
考えれば考えるほど、娘に切り出す言葉が見つかりませんでした。
娘を傷つけたくない一心で、真実をひとりで抱えていたのです。
子どもには言えない、という一般の話が、まさか自分ごとになるとは、思ってもいませんでしたね。

世間体のことも、頭から追い出せずにいました。
近所の人にも、親戚にも、知られたくない。
可哀想な夫だと同情されるのも、噂の種にされるのも、どちらもつらい。
だから、口をつぐむ。
言わなければ、なかったことにできる気さえしていました。
もちろん、なかったことになんて、ならないのに。

言えない相手が多いほど、人は静かに孤立していきます
守りたいものが多い人ほど、抱え込んでしまう。
あなたにも、絶対に言えない相手が、きっといるはずです。

娘に言えた日の救い

世間には言えなくても、娘にだけは、隠しきれません。
母親のことをどう伝えるか、何日も迷いました。
そして、打ち明けたとき、娘は、二人で頑張ればなんとかなる、と言ってくれたのです。
あの一言に、どれだけ救われたか。
言えない相手にこそ、言えたときの救いがある。
それを、私は娘に教わりました。

妻も誰にも言えなかった事実

公平でありたいので、妻の側の言葉も、ここに載せます。

発覚したあと、妻はこう言いました。
話ができなかった、寂しかった、相談できなかった。
その言い分が正しいかどうかを、ここで私が決めることはしません。
ただ、これも事実のひとつとして、書き残しておきたいんです。

言えなかったのは、私だけじゃなかった。
妻もまた、誰にも言えないものを抱えていた、と本人は言う。
裏切った側にも、裏切られた側にも、言えない何かがある。
だからこそ、家庭の中で、言葉がひとつずつ消えていったのかもしれません。
あなたの家のことを決められるのは、あなただけです。
だから私は、どちらの言い分も、そのまま伝えます。

私なりの折り合い

妻の言い分を載せるのは、公平でいたいからだけではありません。
10年間も気づかなかった責任は、私にもある。そう思うようにしています。
一方的に責めても、私の心は晴れませんでした。
だから、あえて自分の落ち度にも目を向けるようにしたのです。
妻を許すためというより、私の心がこれ以上すり減らないための、折り合いの付け方だと思います。

言えない気持ちを吐き出す場所

ここまで読んでくれたなら、たぶんあなたも、誰にも言えないものを抱えているはずです。
だから最後に、私が遠回りして知った次の一手を、お伝えします。

一番に伝えたいのは、これです。
言えない気持ちは、ひとりで抱えるほど重くなる
だから、まず、安全に吐き出せる場所を持ってほしい。
相手は、悩みの中身によって、いくつも用意されています。

相談先こんなときに頼れること
電話占い声だけで、匿名で吐き出したい名前も顔も出さず、気持ちを聞いてもらう
カウンセリング眠れない、心がつらい心の整理と、専門家によるケア
探偵事実や証拠を確かめたい合法的な範囲での事実確認
弁護士慰謝料や離婚を考えはじめた法律の判断と、手続きの相談

夜中の孤独をほどきたいだけなら、答えを出す場ではなく、ただ聞いてもらう場からでかまいません。
心がつらくて眠れない日が続くなら、公的な相談窓口やカウンセリングを、どうかためらわず頼ってください。
事実や法律のことは、専門家に任せるのがいちばん確実です。

たったひとりの相手

誰にも言えなかった私が、ただひとりこぼせたのは、4歳下の妹だけです。
妹は、お願いだから離婚してほしい、これ以上お兄が苦労するのを見たくない、と言いました。
望んだ答えとは違いましたが、声に出して聞いてもらえただけで、胸が少し軽くなったのを覚えています。
話す相手は、たったひとりいれば、じゅうぶんなんです。

私自身は、まだ答えが出ていません。
あれから、妻は今も隣にいます。
なぜ離婚しなかったのか、その理由は、私が離婚を選ばなかった話に書きました。
正解かどうかは、私にも分からない。
ただ、ひとりで抱え込むのだけは、やめてほしい
それだけは、遠回りした私から、はっきり言えることです。

あなたへの手紙

ここまで読んでくれて、本当にありがとうございます。
他人に言えないのは、裏切った側だけではありません。
妻に浮気された私も、長いあいだ、誰にも言えませんでした。
でも、言えない気持ちは、ひとりで抱えるほど重くなります。
だから、安全に吐き出せる場所を、どうかひとつだけ持ってください。
あなたが、私のようにひとりで苦しみませんように、隣で、心からそう願っています。

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